と、言う本があるのはご存知でしょうか?

結構いろんなところで広告があってもおかしくないような本なので、
知ってる人もいるかもしれませんね。


なぜそうなのかというと、この本は、「本屋大賞2013」にノミネートされていた本なのです。
本屋大賞とは、全国の本屋さんがお客さんに一番売りたいのはこれだ!という
本を投票で決めるものです。昨年は三浦しをん先生の「船を編む」が選ばれました。

残念ながらこの「世界から猫が消えたなら」は大賞をとることがありませんでしたが、とてもいい本なのでぜひ読んでいただければ嬉しいです。


・あらすじ
主人公の男性は、病気でもう半年も持たない体であることを告げられた後、
「悪魔」に出会い、寿命を一日伸ばす代わりに、世界からあるものを1つ消す、
という取引を結ぶことになる。
でも、消すことによって改めてその物の価値に気づいたり、生きることについて考えたり…。そんなお話でした。おすすめです。

・感想
なんというか、やわらかい空気に包まれた世界だった。(もちろんいい意味で)
中3男子の意見なので、そんなに気にしなくてもいいと思うけれどね。
身近な人だと、池澤夏樹、村上春樹に近いかも。
やわらかいのでサクサク読めますが、頭の中にありありと光景が浮かんできて、
とても入り込んでしまいました。まるで自分が主人公みたい。(笑)
すごく楽しかったし、悲しかった。
個人的には母親の手紙のシーンがとてもよかったです。泣けました。久々にね。


・かいたひと
川村元気。映画プロデューサー。
代表作は「告白」「悪人」「宇宙兄弟」「おおかみこどもの雨と雪」など多数。


・追記
何ともまあグーグルで検索して一番に出るようになったとはなあ!
嬉しい限りです!





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